同居家族に知られずに債務整理を行う手続きについて

近年ではお金を借りる方法として、収入を得ていない主婦なども借り入れしやすいサービスが行われています。そのために家族に内緒で借金をしている、会社員や主婦の人も多いと考えられます。貸金業者が行っているカードローンなどを使うことで、手軽な方法によって借金が増えてしまったときには、家族に知られずに債務整理をしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。債務整理にはいくつかの手続きの種類がありますが、任意整理などを行うときには弁護士や司法書士に依頼することが一般的な解決策となります。

弁護士や司法書士に依頼をして、貸金業者などとの交渉の間に入ってもらうことによって、家族に書類の提出をしてもらわなくても手続きができますので、弁護士や司法書士、債務者のみの間で手続きを完了させることが可能になります。一方で債務整理の種類には、自己破産や個人再生というものもあります。自己破産や個人再生では裁判所を経由する債務整理の手続きとなりますが、裁判所に対して正式な手続きを行うときには、同居の家族の収入証明書などの提出が必要な場合が十分に考えられます。そのために、自己破産や個人再生をするときには家族の協力が必要となるので、家族に知られずに債務整理を完了させることは難しいと言えます。

任意整理のメリットとしては、同居の家族に借金問題について知られずに解決できる他に、住宅ローンや自動車ローンなどを精算しないで手続きができるので、通常の日常生活を壊すことなく借金問題を解決できる点も挙げられます。

Filed under: 士業, 民法改正, 連帯保証人Tagged with:

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Comment *
Name *
Email *
Website