お金がない場合に債務整理の費用をどうするか

債務整理をすれば解決するのに、借金をそのままにしていて逃げている人は少なくありません。なぜそういった人がいるのかというと、債務整理をするには費用がかかるからです。つまり、借金を整理したい気持ちはあるけど、弁護士に頼むお金がないから何もせずに逃げるしかないというわけです。しかし、確かに債務整理をする場合は費用がかかりますが、いくらかかるのかというのは弁護士によって違いがあり、また、支払い方法もいくつかあるので、安い料金で請け負ってくれる弁護士に分割払いや後払いをすることで債務整理は可能なのです。

また、多重債務者の相談を聞いてくれるボランティアもいるので、もし、依頼する弁護士のあてがないのであれば、そういった人に相談して紹介してもらうという方法もあります。中には逃げている途中に、最後に返済してから５年以上経ったという人もいるでしょう。そういう人は整理をするのではなく、時効の援用を債権者に申し出ることで債務をなくせる可能性があります。時効の援用にかかる費用は、任意整理や自己破産にかかる費用と比べるとずっと安く済みます。

もし、自分で内容証明郵便を出して時効の援用をするというのであれば、郵便代の実費で済みます。書き方がわからないという場合は、インターネットや本を参考にすれば簡単に書くことが出来ます。お金がなくても本を買えない、あるいはネットが見られないという場合は、図書館を利用したり、あるいはネットカフェを利用するという方法があります。